the company のアイディアはベニサン・スタジオでその産声をあげました。若い俳優を対象に行ったワークショップから生まれたのです。たまたまそのワークショップには非常に才能豊かな俳優が集まっていました。この若者たちにベニサン・ピットでの本格的な公演の舞台に立つチャンスを与えなくては、と我々は決意し、マーティン・シャーマン作『BENT』を選び、上演しました。公演は連日満席となる大成功、そしてその体験自体が非常にエキサイティングだったため、この才能豊かな若者たちとこれからも一緒にやっていきたい、と思うようになりました。自らをただシンプルに「the company」と名付け、我々は次に『エンジェルス・イン・アメリカ』を上演しました。その際に元々のワークショップのメンバー外からもキャスティングをする必要が生じ、the company の核となる俳優はその層を広げていきました。『エンジェルス・イン・アメリカ』もまた満席の盛況となり、読売演劇大賞3部門で優秀賞、紀伊国屋演劇賞団体賞を受賞しました。我々はひとつのカンパニーとなったのだ、と実感したのはこの頃です。そしてそのまま活動を共に続けていくことにしました。3本目の公演はチェホフの『三人姉妹』。またもや満席の中で終演を迎え、素晴らしい評価を得ました。その後『エンジェルス・イン・アメリカ』再演が続きました。
そして今、新たにゴーチ・ブラザーズの旗印の元、the companyは今までの枠を飛び出し、新しいエネルギーを持ってエキサイティングで濃密なワークショップと新しい舞台を生み出し始めました。
我々の初めての単独プロデュース作品『バーム・イン・ギリヤド』は、観客の皆さんにも批評家たちにも高い評価をいただき、大成功をすることができました。これからも国際的なレパートリーで演劇を展開していこうと思います。我々のスタイルは、いわば心理的リアリズムとも呼ぶべきものに根ざしています。常に現代の世界の世相を反映した、驚きに満ちて刺激的な舞台を世に送り出していきたいと考えています。また、私たちは、新作戯曲の世界初演を手掛けていきたい、という考えも持っています。the company のスローガンは「breaking the borders(境界線を打ち破れ)」それはつまり、既成のルールを打ち破りたい、そして現代の日本演劇を支える様々な才能をきちんと反映した作品、そして日本の外でも通用する作品を生み出したい、ということでもあります。我々のアソシエイト・メンバーに加え、現在の演劇シーンで活躍中のアーティストの皆さんを、キャスト・スタッフ問わずお迎えすることにわくわくしています。また、今までもずっとそうして来たように、我々は常に若い才能を探しています。舞台芸術のあらゆる方面で若いアーティストを育てる、というのは我々の活動の根幹です。the company の歩みをこれからも是非このウェブサイトでチェックしてください。そして、これから、たくさんのエキサイティングな演劇体験に参加して、我々と共有してください。ワークショップに参加してみたいという方は、このサイトの「Workshop」のページをクリックすれば詳細がご覧いただけます。あなたがthe company に参加してくださることを、そして共に「境界線を打ち破って」くださることを、心待ちにしています。
ロバート・アラン・アッカーマン
The idea for "the company" was born at the Benisan studio. It emerged from a workshop that I did with young actors. It so happened that in that workshop there were some extremely talented actors. We decided these young people should get the chance to perform in a full production on the stage of the Benisan Pit. We chose Martin Sherman's BENT as the play we wanted to do. The result was so successful (we played to full capacity audiences) and the experience was such an exciting one, that I decided that I wanted to continue working with this very talented group of actors. So calling ourselves simply "the company" we did a production of ANGELS IN AMERICA. For this production we had to do some casting outside of that original workshop and so the acting core of "the company" began to grow. ANGELS IN AMERICA also played to full capacity audiences and went on to win the Yomiuri and Kinokuniya awards. By now we really felt that we had made a company. We decided to continue our work together. Our third production was Chekhov's THREE SISTERS. Again we played to capacity audiences and wonderful reviews. THREE SISTERS was followed by a revival of ANGELS IN AMERICA in the Benisan Pit. Now under the producing banner of The Gorch Brothers, "the company" has gone out on its own with new energy and is doing exciting, intensive workshops and new productions.
Our first independent production, BALM IN GILEAD was a great success with both audiences and critics alike. We are committed to doing an international repertory of plays. Our style is generally driven by psychological realism. We always want to present surprising, stimulating and entertaining productions that are a reflection the world today. We are also committed to doing world premieres of original plays. Our slogan is "breaking the borders" and by that we mean that we want to break some conventional rules as well as to create work that can be produced outside of Japan that reflects the complexity of talent that comprises the modern Japanese theatre world. In addition to our associate members we are excited to be inviting established theater artists to share our work both onstage and behind the scenes. And as always we are searching for young talent. It has always been a part of our agenda to develop young artists in all aspects of the theater arts. Please follow our progress on our website and please join us for many exciting theatrical experiences. If you would like to join our workshops, you can find the schedule by clicking workshop on our home page. We look forward to welcoming you to "the company" and to your participation in "breaking the borders".
Robert Allan Ackerman
ロバート・アラン・アッカーマンはこれまでに『BENT』(主演:リチャード・ギア)、『EXTREMITIES』(主演:スーザン・サランドン)、『SLAB BOYS』(出演:ショーン・ペン、ケビン・ベーコン、バル・キルマー 他)、『サロメ』(主演:アル・パチーノ)など、数多くのブロードウェイ作品を演出してきました。また、ミュージカル『ボーイ・フロム・オズ』のモデルとしても知られるピーター・アレンが主演したミュージカル『LEGS DIAMOND』の演出も担当しました。
ニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバル・パブリック・シアターでは、レジデント・ディレクターとして『A PRAYER FOR MYDAUGHTER』(邦題:『娘に祈りを』)『FATHERS AND SONS』(主演:リチャード・チャンバレン)、『SALT LAKE CITY SKYLINE』(主演:ジョン・リスゴー)、『TAKEN IN MARRIAGE』(邦題:『結婚』、主演:メリル・ストリープ)、『FAMILY DEVOTIONS 』(作:デヴィッド・ヘンリー・ホアン)の演出などで活躍しました。
またロンドンでは『トーチソング・トリロジー』(主演:アントニー・シャー)、『WHEN SHE DANCED』(邦題:『イサドラ』、主演:ヴァネッサ・レッドグレイヴ)、『バーン・ディス』(主演:ジョン・マルコヴィッチ)、『わが町』(主演:アラン・アルダ)、『EXTREMITIES』(主演:ヘレン・ミレン)、『A MADHOUSE INGOA』(主演:ヴァネッサ・レッドグレイヴ)、『薔薇の花束の秘密』(主演:ジェマ・ジョーンズ)、『ME AND MAMIEO'ROURKE』(出演:ドーン・フレンチ、ジェニファー・ソーンダース)を演出。
ロサンジェルスにおいても、『THE VORTEX』(邦題:『渦巻』、主演:ルパート・エヴェレット)、『薔薇の花束の秘密』(主演:アン・バンクロフト)、『SCENES FROM AN EXECUTION』(出演:ジュリエット・スティーブンソン、フランク・ランジェラ)、『HOLIDAY』(主演:ケヴィン・クライン)等を演出しています。
東京においてもまた『薔薇の花束の秘密』(主演:佐藤オリエ)、『エンジェルス・イン・アメリカ』(銀座セゾン劇場 出演:佐藤オリエ、麻実れい、高橋和也)、『結婚...taken in MARRIAGE』(主演:麻実れい、浅野温子)、『蜘蛛女のキス』(主:村井国夫、岡本健一)、『橋からの眺め』(主演:堤真一、久世星佳)、『娘に祈りを』(主演:平田満、堤真一、高橋和也、山本亨)、『楡の木陰の欲望』(主演:寺島しのぶ、パク・ソヒ)、『TOYER』(主演:井ノ原快彦、中川安奈)、『スラブ・ボーイズ』(主演:男闘呼組)、『イサドラ When She Danced』(主演:麻実れい)、『ガラスの動物園』(出演:佐藤オリエ、富田靖子)、『エンジェルス・イン・アメリカ』(企画:tpt)、『三人姉妹』『BENT』(the company)等の数多くの作品を手掛けています。
近年では映像作品も多く、近日公開予定の『THE RAMEN GIRL』(出演:ブリタニー・マーフィー・、西田敏行、パク・ソヒ、桃井かおり、余貴美子、山崎努)、テネシー・ウィリアムズ原作『THE ROMAN SPRING OF MRS. STONE』(出演:ヘレン・ミレン、アン・バンクロフト)、『SAFE PASSAGE』(邦題:『運命の絆』、出演:スーザン・サランドン、サム・シェパード)、『LIFE WITH JUDY GARLAND; MEAND MY SHADOWS』(邦題:『ジュディ・ガーランド物語』、主演:ジュディ・デイビス)、『THE REAGANS』(主演:ジェームス・ブローリン)、『DOUBLE PLATINUM』(主演:ダイアナ・ロス、ブランディ)、『FORGET ME NEVER』(主演:ミア・ファロー、マーティン・シーン)、『DAVID'S MOTHER』(主演: カースティ・アリー)、『MRS. CAGE』(主演:アン・バンクロフト)、『PASSION'S WAY』(主演:レスリー・キャロン、ティモシー・ダルトン)、『RADIANT CITY』。『SUDDENLY』、『OUTRAGE』(主演:ロブ・ロウ)、『MY HOUSE IN UMBRIA』(プロデューサー、主演:マギー・スミス)、『BABY』(主演:ファラ・フォーセット)等数多くの作品を監督/プロデュースしています。
受賞歴も数多く、オビー賞を始め、テレビジョン・クリティックス賞、ブロードキャスト・ジャーナリスト賞、アウター・クリティックス・サークル賞、プリズム賞、読売演劇大賞、ヒューマニタス賞、クリストファー賞、ベアトリス・ウッド・フィルム賞、プロデューサーズ・ギルド等、数多くの賞に輝いています。また、ディレクターズ・ギルド賞へのノミネートも果たした他、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞にはそれぞれ5回のノミネートを誇っています。彼の多くの舞台作品や映画は、エミー賞を始め、グローブ賞、オリヴィエ賞、トニー賞、イブニング・スタンダード賞、紀伊國屋演劇賞などで多くの栄誉に輝いています。
新潟県上越市生まれ。早稲田大学卒業後、文学座付属演劇研究所入所。tptワークショップを経て2002~2003年『BENT』の主役マックスに抜擢され、本格的舞台デビューを飾る。後に文学座を退所、現在に至る。
学生時代より現在までにローマ、モントリオール、ロサンゼルス、ソウル、ニューヨークに留学、世界のクリエイティブ・シーンに触れる。
主な出演作
舞台:『BENT』『エンジェルス・イン・アメリカ』(読売演劇大賞作品賞受賞・紀伊国屋演劇賞団体賞受賞)
『楡の木陰の欲望』『三人姉妹』『血の婚礼』他
映画:『THE RAMEN GIRL』『パッチギ!LOVE&PEACE』他
TV:『SP』『慶次郎縁側日記3』『Filthy Gorgeous』他
the companyでは俳優のほか、アソシエイト・アーティスティック・ディレクターもつとめる。
http://www.gorch-brothers.jp/modules/tinyd2/index.php?id=7
神奈川県横浜市生まれ。国際基督教大学を卒業後、tptにおいてデヴィッド・ルヴォー、ロバート・アラン・アッカーマンの通訳と演出助手をそれぞれ10年以上務めるなど、数多くの外国人演出家の通訳/アシスタントを務め、近年は戯曲翻訳や演出、そして訳詞や作詞も手掛ける。主な翻訳作品に『エンジェルス・イン・アメリカ』(演出:RAアッカーマン)、『The Blue Room』(演出:Dルヴォー)、『the who's TOMMY』(演出:いのうえひでのり)など。演出作品に『蜘蛛女のキス』、『CLOSER』、『橋の上の男』、2007年11月公演『ストレス解消センター行き』『母からの手紙』など。
千葉県松戸市生まれ。早稲田大学在学中に「劇団笑うバラ」に参加し、音響、制作などを務める。2000年より演劇ユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」の制作代表を務め、東京での観客動員を着実に伸ばすとともに、地方公演を積極的に展開し、2004年の『はたらくおとこ』では全国九都市での公演を成功させる。阿佐ヶ谷スパイダース本公演のほか、パルコ劇場のプロデュース公演や株式会社アール・ユー・ピーの舞台制作、赤坂RED/THEATERのプロデュース等に携わる。2004年、阿佐ヶ谷スパイダース制作部を法人化し有限会社ゴーチ・ブラザーズを設立、現在に至る。
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